前回のつづきです。
オリエント 復刻キングダイバー
オリエントからこんな時計が発売するそうです。
オリエント70周年記念 リバイバルコレクション 第1弾
キングダイバー
写真は下記オリエント公式webサイトからの転載です
https://www.orient-watch.jp/imgs/press/20200130.pdf
おおっ。なんという不意打ち。まさか初期のキングダイバーが復刻されるとは。こりゃカッコええなあ。
当然ムーブメントは異なるので、カレンダー窓が少しズレる。もうカレンダー窓基準で少し小さくつくれば良かったのにな。オリジナルもムーブメントのせいで大きな時計なんだから。
でも出来る限りオリジナルに忠実につくられたというのは伝わるのです。文字盤記載文字もほぼ同じです。日本語フルスペルのカレンダーがイカす!まあ細かく見ると文字の太さや大きさが違うし、回転ベゼルも微妙に大きい気がする。
針が立体的になったり、ベルトが無垢になったりと質感がアップした部分もオリジナルとは違う。
しかし全体の雰囲気はキングダイバーそのものなのです。
オリジナルはオークションでも人気があり程度の良いものは価格高騰します。状態の良いものは少なく、現行時計のように気楽には使えません。
この内容で、49500円(税込)、実売39600円(税込み)です。
ムーブメントはMakoⅡと同じF6922なので割安感はありませんが、この時計のための専用部品を考えるとお買い得と言えます。セイコー ファーストダイバーやセカンドダイバーの高価な復刻に比べると実に良心的な価格設定。復刻サムライのような変なアレンジもありません。考えれば考えるほど良い時計に思えてました。オリジナルキングダイバーが欲しかった人は、即予約されたことでしょう。
デザインも好みだし今すぐ予約したいのですが、最後に引っ掛かるのはサイズなのですよ。
ケース径43.8mm、全長50mm。私の腕には限界ギリギリサイズです。裏蓋とラグの形状次第では、ラグ端が腕からかなり浮きそうな感じです。サムライよりも大きいのだよねえ。しかも回転ベゼルが内蔵タイプなので風防サイズも大きいから全体的に大きく見えるだろうなあ。むむむむ。
日本語カレンダーは初期ロットだけらしいから、現物を見てから買うのは難しいかな・・・いやオリエントだから限定1000個はすぐに無くならないかな・・・ああああ。悩むなあ。
NEZUMI STUDIOS CORBEAU
なぜキングダイバー購入に悩むのか。それはもう1つ欲しい時計があり、予算的に2つ同時に買うことはできないから。
写真は下記NEZUMI STUDIOS公式webサイトからの転載です
はじめて見たのはインスタグラムでの投稿でした。ディテールはオーソドックスだけどバランスが素晴らしい。完成度の高いデサインだよねえ。
いわゆるミリタリークロノグラフ。奇をてらわない文字盤。真面目な数字フォント。定番形状の針、その針もきっちりと先端が目盛りに届いています。差し色のオレンジとブルーも控えめで良い感じ。くっそカッコいい。
ケースはシルバー(金属素地)のほうが好み。もちろんシルバーケースのモデルもあるのだけど、このシリーズは黒ケースモデルが一番カッコいいと思う。
そういえば。黒いケース(DLC加工)の時計って1つも持ってないです。1つはあっても良いよなあ(笑)
ムーブメントは、セイコー VK63 スモールブランド御用達ですね。私もこのムーブメントの時計を所有してますが、安心して使えるムーブメントです。
ケース径40mm、全長47mm。回転ベゼル付きの時計としては、丁度いいサイズです。
シルバーならブレスレットもオプションで用意されてます。
黒はないとのこと。
この時計は限定ではありませんが、スモールブランドの時計は突然売り切れになることもあります。
愉しいお悩み
欲しいモノを色々と考え悩むのも時計趣味の愉しみのひとつ。
私に一番足りないのは資金力ですから、選ぶのもすごく慎重になるのですよ。この金額でもやり直しできません。まあ買い足せば良いのだけど時間も考えなくてはなりません。
お金の工面もあるので、もうしばらく悩んで今年の時計を決めようと思います。買えたらまたレビュー記事書きますね。
さあ、どうしようかなあ。
あっ。そう言えば、オリエント70周年記念 リバイバルコレクション 第1弾とあったけど、第2弾以降も気になるよね。何が復刻されるか予想するのも愉しいよね。